ウィーンから足を延ばして、オーストリアの多彩へ!
Feature | 2026.2.20

©Tourismus Salzburg/Breitegger Gunterウィーンで濃密な芸術を堪能したら、次はリンクを超えて、ウィーンを脱けて、
オーストリアのさらなる魅力を探るのもいいかも知れない。
アルプスの大自然と触れ合い、温泉に浸り、
さらに「サウンド・オブ・ミュージック」の撮影地を訪れる。
見たい風景や体験したいアクティビティが揃って、オーストリアの旅は大きく広がる。




ウィーンから日帰りで
■ヴァッハウ渓谷(ドナウ川クルーズ)

ドナウ川の流れのなかで、メルクからクレムスに至る全長約30kmはヴァッハウ渓谷と呼ばれ、ユネスコ世界文化遺産に指定されている。渓谷の斜面に修道院や古城、ブドウ畑が点在。ウィーンから電車でメルクに行き(約1時間)、メルクからクルーズ船に乗って川下りするコースがオススメ。メルク修道院やワイン生産の盛んな町デュルンシュタインなど、見どころが多い。名物は高品質の白ワインと、香り高いアンズ。

■ バーデン・バイ・ウィーン

ウィーンの南にある温泉の町。ウィーンから電車で約1時間。古代ローマ時代から温泉とワイン生産が名物。19世紀に保養地として発展し、現在も温泉、カジノ、公園などが整備されていて、ゆったりした雰囲気が漂っている。モーツァルト、ベートーヴェン、シュトラウスなどの文化人もしばしば滞在しており、特にベートーヴェンは『第九』の大部分をバーデン・バイ・ウィーンで書いた。その家は現在博物館となっている。ここもユネスコ世界文化遺産。

■ノイジードラーゼー湖

オーストリアとハンガリーにまたがる湖。ウィーンからのアクセスが良く、ウィーンっ子が気軽に遊びに行くことから「ウィーンっ子の海」と呼ばれている。水深が浅く、湖畔は散策路やサイクリングロードがある。また赤ワインの生産が盛ん。夏には湖上に設けられた舞台でオペレッタやミュージカルを上演する「メルビッシュ湖上音楽祭」が開かれる。ウィーンからは約45分という便利な立地。

ウィーンから1泊で
■ザルツブルク

ウィーンから特急で約2時間半、アルプス山脈に抱かれた街。モーツァルトの生誕地であり、また映画『サウンド・オブ・ミュージック』撮影地として世界的に人気が高い。旧市街は世界遺産に登録されており、ホーエンザルツブルク城塞や大聖堂など主要観光地が徒歩圏内に集まっている。夏にはザルツブルク音楽祭が開催される。風光明媚で有名なザルツカンマーグート地方(湖水地方)観光の出発点でもある。

■ グラーツ

オーストリア第2の都市で、ウィーンから鉄道で約2時間半。旧市街は世界遺産に登録され、シュロスベルクの時計台や世界最大の武器庫など、見どころ満載。日本人としては、大坂城の城下町研究に重要な手がかりをもたらした『豊臣期大坂図屏風』を有するエッゲンベルク宮殿は必見(2026年の開館は3月28日~10月31日、冬期休館)。土壌が肥沃なシュタイヤマルク州の州都であり、新鮮な食材が集まることから「グルメの街」としても名高い。名産物は炒ったカボチャの種から抽出する香り高いパンプキンシードオイルと、ロゼワイン「シルヒャー」。

https://www.austria.info/ja/inspiration/jp-sehenswuerdigkeiten-in-graz/
ウィーンから2泊で
■アルプス

歴史や音楽の古都という印象が強いオーストリアだが、実は国土の3分の2をアルプス山脈が占める山岳国家。2泊あればアルプスの大自然も満喫できる。「グロースグロックナーアルプス山岳道路」はアルプスの景観を楽しむために造られた観光専用道路。レンタカーの利用が一般的だが、毎年5月末~9月末は観光バス「グロックナーバス」が週2回運行する。グロックナーバスにはレンジャーが同乗し、高山植物や野生動物の解説付きでハイキングも楽しめる。

https://www.austria.info/ja/inspiration/grossglockner-high-alpine-road/
オーストリア大使館観光部公式サイト
https://www.austria.info/ja/
