南国ならではの、時間がゆるむ昼下がり。
Feature | 2026.3.24

どなん酒造の「花酒」は、日本一のアルコール度数を誇る。取材中なので我慢。


1月の与那国島の最高気温は平均約20℃。半袖に軽いジャケットがあれば問題なし。街歩きを楽しみ、泡盛の醸造所を見学して、さて昼食。
祖納集落のカフェ「パネス」でサンドイッチと長命草のスムージーをオーダー。長命草は、1株食べると1日長生きできるといわれ、与那国島の人々の健康を支えてきた。


与那国馬をかたどったサンドイッチと長命草のスムージーでヘルシーな昼食。
その後、ナンタ浜へ。雲は厚いが、海は青い。波の音を耳に、砂浜でぼんやりとする幸せ。大きく伸びをする、この開放感がたまらない。
海岸を南下すると、ティンダバナという崖がある。国の名勝・天然記念物に指定されている標高85mの岩山で、天然の展望台のようになっている。ここからの眺望が素晴らしく、祖納集落から東シナ海までを一望。

海を背景に吞気に草を食む与那国馬。気温は20度。海に足を浸けて遊べる気候。
その後、比川集落から久良部集落へと向かう途中に広がる南牧場へ。海を背に、何頭もの馬が思い思いに草を食む、のんびりとした風景。道路に馬がいるとき、車は馬が退くのを待つのだが、不思議とイライラしない。これも南国マジック。
An afternoon in the tropics, where time slows down.
With average January highs of 20℃, a light jacket is all you need. For lunch, I visited Cafe Panes in Sonai for a sandwich and a ‘Chomeiso’ (long-life herb) smoothie. Local lore says eating just one of these plants adds a day to your life—a symbol of the island’s vitality. Afterward, I lingered at Nanta Beach, soaking in the blue water and the liberation of the open coast. I then headed south to Tinda-bana, a 85-meter cliff that serves as a natural lookout, offering a stunning panorama of Sonai village and the East China Sea. Finally, I drove through Minami Ranch, where horses grazed peacefully against the ocean backdrop. When a horse blocks the road here, you simply wait for it to move. Unlike the city, there is no urge to hurry; the frustration never comes. That is the true ‘tropical magic’ of Yonaguni.


荒々しい風景があり、平穏な集落がある。与那国島は様々な表情を見せる。

海辺にある朽ちた船と小さな建物。こんな風景も南の島らしい。
