アフリカ・セネガル編
dumplings|2025.8.20

「旅する餃子」アフリカ・セネガル編。
広いアフリカ大陸の、どこにあるかピンとこないセネガル。
だからこそ、未知の美味しさに出会えそうな予感がする。


「平和とおもてなしの国」と称されるセネガル。
アフリカと聞いて思い浮かべるのは、雄大な草原を悠々と歩くキリンや象。ライオンが大きなあくびをして、ときにチーターが獲物を追いかける。でもそれだけではない、なんといってもアフリカ大陸には54もの国がある。そのなかの「セネガル」が今回の旅する餃子の舞台。
アフリカ西端に位置するセネガルは、豊かな文化と活気に満ちた国。首都ダカールは大西洋を望む港町。音楽や芸術の発信地として知られ、「ンバラ」と呼ばれる音楽を聴けば誰もが踊りだす。
セネガル人は「テランガ」という“おもてなし”や“人とのつながり”を意味する言葉を大切にしている。この「テランガ」があれば、街角では笑顔が飛び交い、旅行者もすぐに打ち解けられる。
観光地としては、奴隷貿易の歴史を伝えるゴレ島や、ピンク色に染まる塩湖ラック・ローズが有名。経済は漁業や農業が中心だが、ITや観光業も成長を見せている。多彩な顔をもつセネガルは、訪れる人々にアフリカの奥深い魅力を教えてくれる国。
Senegal, the land of peace and hospitality
When one thinks of Africa, often animals on savannas come to mind. But Africa has 54 nations, and this “traveling gyoza” takes us to Senegal, on its western tip.
Senegal is a vibrant, culturally rich country. Its capital, Dakar, is a lively port city known for music like “Mbalax.” Senegalese people value ” Teranga” (hospitality), fostering widespread smiles. Famous sites include Gorée Island (slave trade history) and the pink Lac Rose.
While fishing and agriculture are key, IT and tourism are growing,revealing Africa’s deep charm to visitors.




「マフェ」という国民食をイメージした餃子。
アフリカのなかでも民主化が進んでいるセネガルは、1815年から1960年に独立するまでフランスの植民地だった。
セネガル料理は、原住民のウォロフ族の食文化に、11世紀に定着したイスラム教の食文化、そして大航海時代以降のヨーロッパ、特にフランスの食文化が定着して生まれた、アフリカで最も洗練された料理として有名。
そんなセネガルには、ピーナッツを使った料理が沢山あり、一番有名なのがマフェと呼ばれるピーナッツシチュー。そこで今回は、このマフェをイメージした餃子をご紹介しよう。
まず具材には鶏ひき肉、玉ねぎ、トマト、無塩ピーナッツバター、ローストピーナッツ、イタリアンパセリを使用。作り方は、
①皮にそれぞれの材料(ほうれん草、ビーツ、イカ墨)を練り込み、パスタマシーンでのばし成形。
②鶏ひき肉、玉ねぎ、トマト、無塩ピーナッツバター、ローストピーナッツ、イタリアンパセリと塩を混ぜ合わせ、餡を作る。
③皮に餡を包み蒸しあげる。
トマトの酸味にピーナッツバターのコクが濃厚な味わいを演出している。民族衣装のようなビビッドな配色に黒を合わせた皮も素敵。遠いアフリカに想いを馳せながら食べる餃子。これはこれで、なかなか乙なものだ。
Dumplings inspired by the national dish called “Mafé”
Senegal, a democratic African nation and former French colony,boasts Africa’s most refined cuisine—a blend of Wolof, Islamic, and European influences. Many dishes feature peanuts, with the famous Mafé stew being a prime example.
Our gyoza are inspired by Mafé. Ingredients: ground chicken, onion,tomato, unsalted peanut butter, roasted peanuts, and Italian parsley.
Method: (1) Knead ingredients into wrappers, then roll and shape. (2)Mix chicken, onion, tomato, peanut butter, roasted peanuts, Italian parsley, and salt for the filling. (3) Wrap and steam.
The result is a rich gyoza with tomato tang and peanut butter depth.
The vibrant, black-accented wrappers are striking. Eating them evokes distant Africa—a truly unique experience.
